YouTubeのサムネイルを作成するときには、絶対にやってはいけないことがあります。
実際に投稿されている動画のサムネイルにも、結構NGなことをしているんです。
サムネイルのNGをやってしまうと、視聴回数が上がらないのはもちろん、意図していない視聴者に見られてチャンネルの方向性がぶれていきます。
視聴者層がぶれてしまうと、チャンネル自体が伸びにくくなってしまうので、この記事でNGなことを確認してみてください。
サムネイルの作り方をステップ形式で知りたい方は、サムネイル作成4ステップをまとめているので、そちらも読んでください。
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サムネイルで絶対にやってはいけない7つのこと
サムネNG①:右下に重要な要素を入れてしまう
1つ目のサムネイルでやってはいけないことは、「右下に重要な要素を入れてしまう」ということです。
なぜNGなのか?
なぜ右下に重要な要素を入れてはいけないかというと、YouTubeではサムネイルの右下に動画の時間が入ってしまうからです。
実際のYouTubeの画面がこちら。↓
動画の時間によって大きさが違えど、サムネイルの右下に動画の時間が表示されているのがわかると思います。
以前はこの動画時間の表示がもっと大きく表示されていたので、要注意な内容でした。
ですが、現在はスマートフォンの画面でも小さく表示されるようになっていたので、それほど気をつけなくても良くなっています。
しかし、
・右下が隠れてしまっては読めない文字
・右下に見せたいものを入れた写真
は、絶対にやめておきましょう。
対処法
対策としては、サムネイルを作成した後に、どこが隠れてしまうかを確認するため、確認用の画像を載せてみましょう。
YouTubeのアップデートによって、動画時間の表示が変わることもあるので、確認画像のサイズは一定期間でチェックすることをおすすめします。
2022年12月現在の確認用の画像はこちらのリンクからダウンロードできるので、利用してみてください。
サムネNG②:全体的に同じ色合いにしてしまう
2つ目のサムネイルでやってはいけないことは、「全体的に同じ色合いにしてしまう」ということです。
なぜNGなのか?
サムネイル全体の色合いを同じにしてしまうのがなぜNGかというと、一目で目に入る要素がなくなってしまうからです。
YouTubeのサムネイルは一瞬で視聴者に興味を持ってもらえなければなりません。
具体的に言うと、サムネイルは約1秒の間に視聴者に「ん?」と興味を持ってもらうことが必要です。
なぜ1秒かというと、YouTubeのインプレッションの定義が「サムネイルの50%以上が1秒以上の間表示されること」だからです。
1秒で興味を持ってもらうためには、視聴者へ伝えたいことを全部伝えるのではなく、最初のとっかかりを絞るしかありません。
どれだけ伝えたいことがあっても、サムネイル全体の色合いが同じだと、どこも目立つことはなく、さらっとスクロールされてしまいます。
YouTube視聴者に興味を持ってもらえるような
・インパクトのあるワード
・気になる写真
・有名な人物
を真っ先に見てもらうためには、他の要素と異なる色ではっきりと伝えましょう。
対処法
対処法は主に3つあります。
どれも簡単に興味を持って欲しい要素を目立たせることができるので、用途に応じて使い分けてください。
①色を変える
強調するためには、興味を持って欲しい部分の色を変えるのが一番カンタンです。
どんな色にすればいいかというと、背景色と反対色(補色)を使うことによって、主張させたいものを目立たせることができます。
使いたい色が決まっている場合以外は、参考にしているサムネイルの色を参考にするのが良いです。
背景の色が決まっていたりする場合は、ツールで補色を知ることができるので、活用してみても良いと思います。
②縁取りをする
文字色が決まっていたり、色を変えてさらにもう一段目立たせたいときは、縁取りを使って見ましょう。
Photoshopにはもちろんですが、Canvaなど無料のデザインツールでも縁取りは必ずできるので、使うのはカンタンなツールでOKです。
③座布団を敷く
目立たせるためにもっとも汎用性の高い方法が座布団を敷く方法です。
背景の色みなどは変えたくないけど、目立たせたいものがあるときは、下に1枚長方形や円を挟むとカンタンに目立たせることができます。
「①色を変える」の部分でも解説してあるように、下にしく座布団は補色を使ったり、明暗差を出すのが大事なので、色選定するときにはPinterestやYouTubeで参考資料を集めてください。
サムネNG③:同じジャンルのサムネイルを参考にしない
3つ目のサムネイルでやってはいけないことは、「同じジャンルのサムネイルを参考にしない」ということです。
なぜNGか?
YouTubeで視聴されるきっかけはほとんどが「関連動画」によるものです。
YouTube全体の視聴数の80%以上が関連動画やおすすめ動画という、「似た動画を見ている人にYouTubeがおすすめする機能」によって視聴されています。
なので、「同ジャンルの動画を見ている人にいかに自分のチャンネルにも興味を持ってもらえるか?」が視聴回数を伸ばすためにも必要になってくるんです。
同ジャンルのチャンネルの視聴者に気づいてもらわなければいいけないのに、サムネイルの全く雰囲気が違ったらどうでしょうか?
同ジャンルを参考にしないと、ジャンルが同じ動画だとは気づいてもらえずにスルーされてしまう可能性が高いです。
実際に私がサムネイルを担当しているチャンネルでは、サムネイルを同ジャンルに寄せただけで視聴回数が2倍になったこともありました。
対処法
実際にYouTubeや分析ツールからあなたのチャンネルと同ジャンルのチャンネルを見つけてみてください。
・YouTubeで自分の動画を視聴して、関連動画から探す
・kamuitrackerなどのツールで関連チャンネルを探す
・検索流入させたいワードで検索して関連チャンネルを探す
同ジャンルのチャンネルを見つけておくことは、動画のネタ探しにもなるので、10チャンネルくらいは見つけておきましょう。
チャンネルが見つかったら、どんな構成が多いかをみて分析してください。
・文字色
・フォント
・人物写真を入れてるか
・表情
・背景写真、色
もちろん動画によってテイストを変えているとは思いますが、ざっくり全体感を掴んでおくのが重要です。
サムネイルをダウンロードしたい時は、サムネイル取得ツールを使うのが便利になります。
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サムネNG④:文字を詰め込みすぎる
4つ目のサムネイルでやってはいけないことは、「文字を詰め込みすぎる」ということです。
なぜNGか?
なぜ文字を詰め込みすぎるといけないかというと、前述したようにサムネイルは1秒で視聴者の興味を惹きつけなければならないからです。
文字が多すぎると、視聴者が文字を読むことなくスクロールされてしまいます。
視聴者に興味を持ってもらうためには、強調する文字だけでも少なく済ませるほうがオススメです。
対処法
対処法は、強調する文字を5文字以内にすることです。
なぜ5文字以内かというと、人間が1秒に読める文字数が4~7文字と言われているからです。
集中して読んでいる場合は、1秒7文字は読むことができますが、サムネイルは一瞬で見て興味を持ってもらうものなので、余裕を持って5文字以内にしておくとよいです。
できれば強調する文字数は少ない方が良いので、ワードを思いついて文字数が多い場合は、「〜 同義語」で検索して、同じ意味でも文字数が少ないものを使ってみてください。
強調する文字数が5文字以内であれば、他に小さく文字を入れたり、補足する写真やシルエットを入れてもOKです。
まずは、強調するワードで惹きつけて、他の文字や動画タイトルを読んでもらう
強調ワード→他の要素
の流れを意識しましょう。
サムネNG⑤:人気チャンネルの真似をする
5つ目のサムネイルでやってはいけないことは、「人気チャンネルの真似をする」ということです。
なぜNGなのか?
参考にするチャンネルを選定するときには、「視聴回数」や「チャンネル登録者数」を目安にしがちです。
ですが、単に視聴回数や登録者数が多いことを理由に参考にするチャンネルを選んでしまうと、「自分の立場」を忘れがちになってしまいます。
例えば、視聴回数の多いチャンネルでは、出演者の過去話や質問コーナーなどを文字のないシンプルなサムネイルで出すこととがあります。
しかし、こういった出演者にフィーチャーしたサムネ作りは、もうファンを抱えている人だからこそできるものです。
一時期、人気YouTuberがこぞって文字なしのただの写真をサムネイルにしていることがありました。
そのときに、「今はシンプルなサムネイルがトレンド!」と発信していた人もいましたが、素人が真似して視聴回数下がっていたのも見ましたね。
対処法
サムネイルを参考にするときには、そのサムネイルのどこに魅力があるのかを見極めましょう。
・ワードが強いから?
・不安を煽るようなイメージにしているから?
・人気者がサムネに出ているから?
・インパクトのある写真を使っているから?
そして、演者以外の要素に魅力があるのであれば、そのサムネイルを参考にしてみてもいいと思います。
また、単に視聴回数ではなくて、「チャンネル登録者に対する視聴回数」を参考にするのもオススメです。
登録者が少ないのにも関わらず、視聴回数が多い動画というのは、サムネイルのみならず動画のネタやタイトルがものすごく参考になります。
運営者であれば、同じネタを少し内容変えたもので投稿したらいいですし、サムネ作成者であれば、運営者の方にネタ提供して価値提供していきましょう。
特に切り抜きチャンネルなどは他の切り抜きチャンネルと内容に差がない分、サムネイルやタイトルにインパクトをつけるのがうまいです。
切り抜きチャンネルのサムネイルは非常に参考になるので、ぜひ集めてみてください。
注意して欲しいのは、動画の内容とかけ離れたサムネイルを作ると視聴維持率が低くなるので、結果的に悪影響を及ぼしてしまうことです。
ちゃんとターゲットの視聴者に見つけてもらって、最後まで動画を見てもらうことを心がけましょう。
サムネNG⑥:当たり前のことを書く
6つ目のサムネイルでやってはいけないことは、「当たり前のことを書く」ということです。
なぜNGなのか?
サムネイルの文字に「お金は大切です!」などのように、視聴者にとって当たり前のことが書かれていても、動画は見てもらえません。
ビジネス系などの解説動画にありがちなのですが、大事なことは結構当たり前のことだったりします。
・お金を貯めるためには支出を抑えるべき
・行動すれば稼げる
・痩せるためには運動すればいいよ
などですね。
確かに、言ってることは本質的なんですが、ただのYouTuberに当たり前のことを言われるために視聴者は動画を見ているわけではありません。
YouTube上には、嘘か本当かは知りませんが魅力的に動画がたくさんあります。
・たった1ヶ月で-10キロしたカンタンな方法
・利益が2倍になったたった一つの施策
など刺激的なタイトルがいっぱいあるわけですね。
その中でも動画を選んでもらうためには、直球でワード選定をしても効果は薄いのが現実なんです。
対処法
内容自体は当たり前のことだけど、動画はちゃんと見てもらいたいというときは、2つ方法があります。
・大事な部分は伏せる
・権威性+具体的な経験談
大事な部分は伏せる
例えば、「お金を貯めるためには支出を抑えるべき」という内容の場合、ワードをこのままにすると当たり前すぎてアウトです。
ですが、最終的な結論を刺激的にしなくとも、大事な部分を伏せることが興味を惹きつけることができます。
例えば、
・貯金するには結局〇〇
・貯金に必要なたった一つの本質
などです。
内容を伏せても中身がつまらなかったら視聴維持率が下がってしまうので、動画の中身は
・意外な理由
・自身の経験談や事例
・具体的な数字
・ちょっとした裏技
などを盛り込んで視聴者を満足させる内容にしてください。
権威性+具体的な体験談
動画の内容が当たり前そうでも、
・演者自体が人気
・演者の実績がすごい
という状態だと、視聴者は動画を見てしまいます。
人気者になることは難しいですが、実績を提示することは発信者であれば誰でもできるので、実績を具体的な経験談で語る内容にしていくと、結論が当たり前のことでもOKです。
例えば、
・1年で1000万貯めた会社員が教える貯金の極意
・2ヶ月で-10kgした体験談
など、具体的な数字を用いて実績を提示すれば、動画の内容が当たり前であろうが、「やっぱり〜がは大事なんだぁ」と視聴者は納得してくれます。
発信者はシンプルだけで当たり前だけど本質的なことを伝えたいことが多いですが、視聴者は当たり前のことは聞きたくありません。
この視聴者の気持ちはぜひ心に留めておいてもらいたいです。
サムネNG⑦:チャンネルに統一感がない
7つ目のサムネイルでやってはいけないことは、「チャンネルに統一感がない」ということです。
なぜNGか?
チャンネルに統一感がない状態だと、サムネイルが表示されても、以前の視聴者に気づかれずに損してしまうことが多いです。
チャンネルに統一感があると、
・前に見た動画が面白かったから見る
・何回も同じチャンネルが表示されるから気になって見る
ということが起こります。
ザイオン効果(単純接触効果)という心理効果があり、何回も目に触れることで、チャンネルに対して好感度が上がっていくんです。
サムネイルを作成するときには、一目見たときに「あのチャンネルだ!」と視聴者が気付くようにしましょう。
対処法
動画のサムネイルに統一感を出すためには、インスタグラムのようにトンマナを合わせるなど、デザイン的に考える必要はありません。
一つだけでも、いつもサムネイルに入れるシンボルがあれば十分です。
例えば
・演者の顔写真
・チャンネル特有のサムネ枠
・特有の図形やアイコン
です。
演者がいる場合は、演者の顔写真があれば、カンタンにチャンネルに統一感を出せます。
演者がいなかったり、顔出しなしの場合でも特定の素材をいつもサムネイルに入れることで統一感を出すことが可能です。
素材に迷った時はこちらから探してみてください。↓
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まとめ:NGを避ければいいサムネイルは作れる!
YouTubeのサムネイルでやってはいけないことをざっとまとめます。
ポイント
①:右下に重要な要素を入れてしまう
②:全体的に同じ色合いにしてしまう
③:同じジャンルのサムネイルを参考にしない
④:文字を詰め込みすぎる
⑤:人気チャンネルの真似をする
⑥:当たり前のことを書く
⑦:チャンネルに統一感がない
普通にサムネイルを作っていくと、ついついやってしまうことばかりなので、サムネ作成をするときは、この記事を読み直して見てください。
サムネイル作成は副業としても優れていて、継続的に高時給に稼げることができます。
月5万円稼ぐためのステップは以下の記事で解説しているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
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