この記事では、副業でサムネイル作成をするときの7つの注意点を解説します。
私は普段はYouTubeのサムネイルを作るサムネ職人として活動をしております。
Twitterでサムネ作成をする上で気づいたことを発信もしており、さまざまなサムネ職人のTwitterアカウントを知っています。
Twitterでサムネ職人を観察している中で「失敗してるな」というアカウントをいくつか見つけることがあるんです。
なぜ「やってしまっているな」とわかるかというと、私自身が同じ失敗をこれまでしてきたからです。
アカウントやポートフォリオを見ると「この人は依頼されないんだろうな...」ということがわかります。
しかも、そのよくある失敗に当てはまっているアカウントは非常に多いのが現状です。
まだまだサムネ作成が創成期であるがゆえに、初歩的なところでミスしてしまっている人が多いんですね。
この記事では、そういった一目でわかるミスから意外とできていない重大なミスまで7つを集めました。
これら7つのミスを回避することができれば、あなたは確実に上位10%のサムネ職人になれます。
この記事でサムネ職人としての価値をアップさせちゃってください!
この記事の信頼性
フリデザ | サムネ作成を始めて半年で月30万円 |担当チャンネルのクリック率を2倍に改善 | のべ500人以上にコンテンツ提供 | コンサル生は案件獲得率100% | サムネスクールを運営
副業サムネイル作成7つの注意点
これからサムネイル作成の注意点を7つ解説していきます。
①「初心者」「駆け出し」「勉強中」などの言い訳肩書
言い訳肩書きは不要
Twitterのアカウントでよくあるのが「初心者動画編者」などの肩書を@の後ろに入れているものです。
初心者のような言い訳肩書をつけるのはやめましょう。
お金をもらわずに自分の趣味としてサムネ作成や動画編集をするのであれば、問題ありません。
しかし、副業や独立を目指すのであれば言い訳の肩書は不要です。
クライアントは初心者に仕事を頼みたくない
クライアントさんの立場に立ってみるとすぐにわかります。
「初心者」などの肩書がついている人に仕事を頼みたいと思うでしょうか?
お金をもらう時点でプロであり、なんらかの価値提供をしなければなりません。
「一生懸命やります!」
「初心者ですが頑張ります!」
「やったことないですが、やらせてください!」
などのやる気だけ営業文も言語道断です。
多くの人がこの初歩的な落とし穴にはまっているのが現状です。
募集ツイートの例を見て確認しよう
いい例として、あるサムネ職人の募集ツイートを紹介します。
こちらはビジネス系のインフルエンサーであるマナブさんのサムネ職人募集ツイートですが、リプ欄の応募ツイートは悲惨なものであることがわかると思います。
ぜひこのリプ欄の中で、あなたなら誰を選ぶかを確認してみてください。
あなたが営業文を書くときに必要な要素がわかるはずです。
ゆるぼ:YouTubeのサムネ職人😌
僕のチャンネルにて「サムネ担当者」を募集します。・単価:1,500円/枚(※値上げ可)
・枚数:約20枚/月2〜3名の募集します。チャットを作り、僕のノウハウをお伝えします。作業&成長できます。希望者は実績をセットに、このツイートにリプライをお願いします🙇♂️
— Manabu (@manabubannai) January 13, 2020
すぐに改善できることなので、当てはまっていた人は今すぐプロ意識をもったアカウント名、プロフィール、営業文に改善してください。
②クライアントを絞らないポートフォリオ
営業するクライアントは絞るべき
営業をするときには、ターゲットとなるクライアントを絞っておくことが重要です。
ターゲットを絞らずに、「どんなデザインでも作れます!」という営業をするのはNGです。
「全部できます!」という人ほど全部できないと私は個人的に思っています。
全ジャンルを作ろうとすると全て中途半端になる
人によっては、ビジネス系、エンタメ系、レビュー系、かわいい系、などなどさまざまなジャンルのサムネを量産する人がいます。
確かに一つ一つのサムネのクオリティが高ければ、効果は絶大です。
「どんなジャンルにも対応してくれるんだ!」とクライアントさんからの評価も高くなることでしょう。
しかし、ジャンルを多くしている人のほとんどはどのサムネも中途半端なできのものが多いです。
ジャンルごとにデザインで注意すべきことは違います。
ターゲットが違うので「色使い」「構図」「ワード選定」などがまるまるすべてが違うのは当たり前です。
なので、たくさんのジャンルに対応しようとするとどれも中途半端なクオリティになってしまうのは仕方ないと思います。
クライアントは自分のチャンネルのジャンル専門の人がいい
まずは、攻めるクライアントを絞るべきです。
クライアントさんからすると自チャンネルと異なるサムネがどんなにうまくできるかは関係ありません。
「自分のチャンネルのジャンルをしっかり作ってくれる人がいい」と思っているに決まっています。
クライアントさんを絞って、絞ったクライアントさんに刺さるポートフォリオを作っていきましょう。
とにかくクライアント目線を突き詰めることが案件獲得には必須です。
ポートフォリオの作り方は知りたい人は、こちらの記事をチェック↓
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③自分で動画をアップしたことがない
YouTubeに動画をアップする経験だけで評価が上がる
クライアント目線を得るためには、チャンネルを自分で運営してみるのが一番役に立ちます。
チャンネル運営して収益条件をクリアするまでいかなくてもかまいません。
一本だけでもアップしているのとしていないのとでは雲泥の差になります。
なぜなら以下のことがわかるからです。
メモ
・動画をアップする方法
・アナリティクスの見方
・チャンネル設定の方法
などなど
上に例示したものは超基礎的なものばかりです。
ですが、ちゃんとYouTubeStudioの設定やアナリティクスを見ることができると、クライアントにめちゃめちゃ評価されます。
クライアントもYouTubeに詳しくない人も多い
クライアントさんの中では「インプレッション」という言葉の意味でさえ知らない人もいるんです。
〈ちなみに〉
インプレッションとは
「サムネイルの50%以上が1秒以上表示される回数」のことです
なので、ちゃんとYouTubeについて説や補足をしてあげられるとめちゃめちゃ重宝されますし、確実に継続案件になります。
さらに、チャンネル運営をしていくとふとしたときに「これはクライアントさんにギブできるな」というものを見つけることができるんです。
どんな動画でもアップしてYouTubeStudioの設定をいじくりまくってください。
例えば...
例えば、YouTubeにはチャプター機能がありますが、このチャプター機能はこれ「0:00」からつけないとチャプター機能が発動しません。
知らない人が多く、実際に概要欄にタイムスタンプを入れているのに意味なくなってるチャンネルもあるんですよね。
前にこれをクライアントに教えてあげたら喜ばれました。
些細なことでもチャンネルを運営しているかしていないかで変わってくるので、ぜひ1本でも動画をあげてみてください。
④営業をせずに仕事を待っている
ただ作品をツイートしただけでは案件は降ってこない
Twitterでは営業をせずに、自分の作品ツイートをするだけで案件がくると思っている人が多々います。
Twitterでよくこのようなツイートを見かけます。↓
【サムネイル作成案件募集中】
ポートフォリオはこちらです ↓
(画像)
#サムネイル作成募集
このようなツイートは非常にもったいないですし、こういうツイートをしていても絶対に仕事は降ってきません。
このツイートの仕方では見つけてもらうことはおろか、見つけてもらっても仕事につながる可能性は低いです。
このようにどんな方法で仕事を依頼すればいいかもわからないツイートをすると、仕事を振ってもらえるタイミングは
・クライアントさんが「サムネを改善したい」と思って
・サムネを作れる人を探し
・運よくあなたを見つけて
・めんどくさがらずにあなたの連絡先を見つけて
・必要事項を連絡してくれたとき
だけです。
クライアントに極力ストレスをかけない
案件を受けるときに、クライアントが必要な情報を多いです。
例を挙げるとこんな感じ↓
・どんなクオリティで仕事をしてくれるか?
・どうやって仕事を依頼すればいいか?
・どのくらいの時間できるのか?
・デザイン1枚の価格は?
この多岐にわたる情報をクライアントさんに自ら取りに行かせることはさせてはいけません。
ほとんどのクライアントは、時間が惜しいと思っているので、あなたがよほどの有名デザイナーでない限り、わざわざ詳細を聞いてくることはありません。
極力、クライアントが省力で依頼を出せるように全ての情報を閲覧できる状態にしておきましょう。
営業をしないと高単価の案件は降ってこない
営業をせずに、待ちの姿勢で案件を待っている場合は、クライアントさんがデザイナーを能動的に探している状態ですよね。
能動的に探すということは、クライアントは多くの競合デザイナーを知ることになります。
なので、クライアントは相場を知っていたり、いかに安く依頼できるかの情報を握っていることが多いです。
サムネで初の案件を獲得するためには、自分から自分を必要としている人を見つけることが必要になってきます。
くれぐれもTwitterで作品をツイートするだけで案件をいただけると思わないでください。
⑤導線の設計ができていない
Twitterからスムーズに依頼される導線が組めていない
Twitterであなたを見つけてもらった場合に、いざ依頼しようとしてスムーズに依頼できる状態になっていない人が多いです。
仮にTwitter上であなたを知ってもらったとしましょう。
そのときにスムーズにあなたに依頼ができるような導線が設計できているでしょうか?
間違っても「見つけたらDMで問い合わせしてくれるだろう」と思ってはいけません。
DMで依頼を受ける方法はNG
DMで依頼を受ける仕事の取り方は、クライアントさんにとってコミュニケーションコストが高すぎるんです。
・どんなことを伝えればいいのか?
・単価は?
・どれくらいのスピードで納品されるのか?
・どのジャンルが得意か?
・実績は?
などなど
これらのことを「クライアントさん側に」DMで聞かせることになります。
このクライアントにとってめんどくらい状態だと機会損失になりかねませんし、自分とマッチしていないクライアントさんを呼び寄せることにもなりかねません。
情報をまとめて、依頼しやすい状態をつくる
スムーズに依頼を受けるために、以下2点は必ずやっておきましょう。
ポイント
・あらかじめ案件を受けるときに「相手に知ってほしいこと」をちゃんと読んでもらえる体制にしておくこと
・自分を知ってもらってから、知ってもらいたいことが書いてある場所までスムーズに誘導できること
いかにクライアントさんに負担をかけずに、依頼をしていただけるかを考えると準備しておけることは多いです。
一番いい方法は、クライアントに知っておいてほしい情報をまとめたサイトを持っておくことです。
noteなどの無料サービスで問題ないので、価格や納品日数などの基本情報をまとめておきましょう。
どんな情報を書けばいいかは、ココナラのあなたのサービスに似たものを出品している人のサービスページを見ると参考になりますよ。
〈おまけ〉
依頼をしてもらうときに教えてほしいことが人それぞれあると思います。
それを負担なく教えてもらうためには、Googleformを使うのも一つの手です。
下に私が作ったフォームを載せておきます ↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScJ88tOB697vjJEcWm2fLvbrE8tH8tijyuqFgU_kB86jnD0Bw/viewform?usp=send_form
⑥クライアント理解をしようとしない
稼ぐためにクライアントの意向を無視するな
クライアントの理解をしようとせずに、稼ぐことを効率化してはいけません。
例えば、デザインもテンプレートを利用すると、作成効率は格段に上がります。
確かにテンプレ化を行って効率化をするのは非常に重要なことです。
しかし、テンプレ化をしていい状況は2通りしかありません。
・クライアントが快諾している
・クライアントの目的がテンプレでも十分に達成できる
クライアントさんにとって「効率的に作れるか」は関係ありません。
「効率的に作れるか」よりもクライアントの目的を達成できるかを第一に考えないといけないわけです。
こちらの都合だけでサムネ作成を効率化をしようとしている人がちらほらいると思います。
新規や初心者の時給が悪くなるのは仕方ない
新規案件や初心者は、時給が低くなるのは仕方がありません。
顧客の理解を時間をかけてやっていかなければ、最終的に継続案件になったり追加で発注されたりすることはありません。
おそらく最初から効率化を考えてしまう人は「1枚当たりの時給単価」で考えてしまっているんだと思います。
1枚あたりの時給ではなく、「一案件あたりの最終時給」を考えると真の効率化ができます。
最初から一枚当たりの時給単価を考えて、結局切られてしまったら、また新規案件を取りにいかなければならないコストがかかるんです。
絶対に初めは時間をかけてクライアント理解をし、長いお付き合いをしていくと最終的には時給が上がっていきます。
⑦有益な情報を得て満足
情報を取り入れるだけではダメ
私はTwitterからときどきDMにアドバイスを求められることがあります。
「どうやったら案件がとれますか?」
「サムネの作り方を教えてください」
DMでアドバイスを聞かれること自体は嬉しいので、できる限りのことはお伝えしています。
しかし、その場では全員「ありがとうございます!やってみます!」などの返事をしていただけるのですが、少したってからその人のアカウントを見てみても、何も変わってないことがほとんどです。
最悪の場合、アカウントが消えたりもしています。
アドバイスを聞いて、何もしてくれないと相当がっかりするんですよね。
行動を起こせば必ず成果がついてくる
私はサムネの案件獲得コンサルも行っていて、アドバイスをちゃんと実行する人はしっかり成果を出せることを知っています。
ちゃんと実行して、それでも苦戦しているようなら、こちらとしてもどうにかしてサポートしようとするわけです。
でも、何もせずに時間だけ奪ってドロンは本当に疲れます。
有料記事でも同じように買っただけで満足する現象が起きます。
しかし、私のスクールや有料記事を買ってくれている人が何もしてくれていないと落ち込みます。
まして、他の人が同じような有料記事の告知をしているときにリプ欄で「楽しみです!」とか言ってるのを見ると、「また何も行動しないんだろうな」と思ってしまいます。
私も行動しない時があります、その理由は
かく言う私も恥ずかしながら、有益情報を得ても行動しないことがあります。
ブログのノウハウや動画編集の営業noteなどはいくつも持っていますが、ちゃんと実践しているものは少ないです。
行動できていない理由は、ちゃんと目的をもって有料noteを買っていなかったからです。
ただ「役に立ちそうだから」「もうすぐ値上げするから」「みんなが有益だと言ってるから」の理由で情報を取りに行くと、結局行動しません。
「その情報を信じて自分が行動できるか」を基準に情報を得るようにすると、失敗は減らせると思います。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
私も自戒を込めてこの記事を書いたので、この記事を見返しながら、回避していきたいと思います。
最後に落とし穴7つをまとめておきます
ポイント
①「初心者」「駆け出し」「勉強中」などの言い訳肩書
②クライアントを絞らないポートフォリオ
③自分で動画をアップしたことがない
④営業をせずに仕事を待っている
⑤導線の設計ができていない
⑥クライアント理解をしようとしない
⑦有益な情報を得て満足
サムネ作成で稼いでいきたいという人は、月5万稼ぐための5つのステップをまとめているので、ぜひ読んでみてください。
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